今年の2月頃、イラストレーターjennykaoriさんの、読書代行をさせていただきました。
なぜすることになったのか?
事の発端は、jennyさん自身が
「自身の制作のために読書がしたい。でも読書をする時間がない。」
「誰か、代わりに本を読んでくれないか?」と、読書代行を募集されていたことから。
本を読むのは好きだけど、人に解説できるかはわかんないよなぁ…。
文学部でも、国語の先生でもないし…。
とはじめは思っていたのだが、数日経っても立候補者がいないようだったので、えいやと応募した。
jennyさんと打ち合わせ
・うわ~大好きなjennyさんだ!ととても嬉しかったことを覚えている。
読む文章のプリントが入ったファイルがjennyさんのイラストで、ギャーとなった。かわいすぎる。
こういう仕事をする時に、相手と合わないと辛いが、jennyさんとは話も合ってよかった。
・読書代行に関しては「私はjennyさんの興味のあることを専門的に学んでないから『初心者向け』の本しか解説できる自信ないです」とビビり倒していた。
こんな私だったが、jennyさんは読書代行を依頼してくれた。
その本が「ニーチェ」の哲学入門書だった。
「精読」を知った
読書代行の仕事で一番得をしたのは私だ、といえるくらい、めちゃくちゃ勉強になった。
私は本を読むのは早い方だと思うし、理解力も悪くない方だと思う。
しかし、2回、3回と読みつつ、どんな質問にも答えられるよう読んでいると、普段の読書が「いかに読んでいなかったか」思い知らされた。
「これが精読というものなんだな」とjennyさんの読書代行を通して知った。
普段の読書との違い
もう全然違った。
普段の読書は、まず、すべての文字を読んでいない。
実際に、ひとつひとつの文字を目で捉えていない。
「捉えていない」の文章中、きっと「捉 ない」くらいで、私は「捉えていない」と読んでいる。気がする。
さらに、頭では、文章をもとにした情景描写や、文章の刺激から想起された記憶や想像が走る。
小説なら、それが楽しみ方だと思う。
だけど、何かを学ぶ時には、「本の言ってること」と「自分の思い・考え」は別にしなくてはならない。
読書代行で気を付けたこと
jennyさんが聞きたいのは、「本はどう言っているか」で「私の考え」ではない。
でも、私は考えることをやめることはできない。
ので、そこをくっつけないよう気を付けた。
jennyさんにも、「まず本が言っていること」のみまとめて、あとで私なりの解説をお伝えする、と伝えた。
読書代行の日
当日、ごはんを食べに行き、そこで解説をした。
jennyさんの知りたかったことを伝え、本の要約をお伝えした。
楽しんでもらえたし、本の内容もお伝え出来た(はず)。
私もめちゃくちゃ楽しかった。
何かを学ぶことは、知ることは、ここまで楽しいのかと。
このまとめはブログで書いてもいい、と許可をいただけたので、ブログにも書くし、動画にもする予定です。
・ブログにしますします、と言って、ここまで経ってしまった…。
これからは、熱のあるうちに形にしないと。
jennyさん、本当にご依頼ありがとうございました!
読書代行を頼んでみる
もし、「読書代行をしてほしい」という方がいましたら、ご連絡ください。
本の内容(難易度)、納品方法、納期により価格が変動します。
また、私の専門外である専門書はお受けできない可能性があります。
まずはメールフォームより、お気軽にご相談ください。
なにその仕事!!面白いしまぼろさんにあってる気がする!!!
コメントありがとう~~!あはは、まじ?笑 でも確かに楽しかったし、力を発揮できてる感じがありました。
はじめまして。本の要約について調べていた際にたどり着きました。
最近哲学の勉強を始めたのですが中々頭に入らず困っていたところで、うまく要約してあるものがないかと探しておりました。本投稿のニーチェについても非常に興味を持っております。差し支えなければ、要約したものをお譲りいただけますでしょうか。問題なければお支払い方法等をご連絡いただければ幸いです。
コメントありがとうございます!
要約の記事も読んでいただき、ありがとうございます。
改めて頂きましたメールアドレスに返信させていただきます。
よろしくお願いいたします。
ご連絡ありがとうございます。
しかし、メールの方がうまく受信できていないみたいでした。
大変お手数をおかけしますが、以下のアドレスに送付いただけますでしょうか。
t.hsd@outlook.jp
よろしくお願いいたします。