美容師さんとの話が心に残ったので、書き留めておく。
私はちょっと変わったスポーツをしている。(仲間にバレると恥ずかしいのでぼかしています。)
最近有名になってきたので、それをやってます、というと
「いいですね、やってみたいです!」と言われることが多い。
「やりましょう!」と私は毎回返す。
美容師さんともそういうやり取りをした。
でも「あんなの出来るなんて、運動神経いいんでしょう?」と返されてしまった。
私は最近スポーツやらダンスやら、やたらアクティブだが、本当に運動神経がいいわけではない。
中高も部活をやっていたから、身体を動かすのは好きなんだろうけど、それらも部で大体一番下手だった。
個人競技ばかりだったので、自己ベストを更新するのが目的で、特に誰も私に期待しておらず、下手でも気にならなかった。
「才能」という言葉をあまり信じていないけど、例えば文章を書いたりしてる時の手応えや、「こんなの簡単じゃない?」という感覚や経験が一切ない。
「生まれもったセンスは薄いんだな」と納得せざるを得ない。
ちなみに、逆に姉は運動神経がよく、県大会に出たり、ダンスゲームをやるのもリズム感がある。
歌も上手い。同じ生活環境でも、こうなった人もいるので、生まれ持ったセンスの差なんだろう。
(書いていると、私の「運動神経ない」というのは、人生において、やった経験や褒められた経験、人と比較しての数値だったりするので、思い込みじゃないんだなぁと思って、余計凹む。知ってるので、まあそこまで落ちこまないが。)
美容師さんにも「運動神経はマジでないんですよ〜」というが、客でもあるので、「いやいや〜」と持ち上げてくれる。
しかし、私が「ヘアメイクの学校行ってもよかったかもしれない。ヘアメイクが本当に下手なので、学校に行くくらいやらないと上手くなる気がしない」という話をした時
「結局は、練習の回数なんですよね。初めから出来る人っていないんです。」「もちろん、初めてやった時の出来に差はありますけど」
という話をされた。
わかってんじゃん!
と思ってしまった。笑
スポーツも同じだし、きっとヘアメイクも同じだ。
そう、初めから出来る人はいないのだ。
確かに、初めてやった時に、「お、いい感じだね」と言われたり、言われなかったりはある。
でも、そこで1点と、10点だったとしても、100点にいくには、どちらも同じく、練習を重ねる必要がある。
センスのいい人ととは伸び率も違うから、「どうして…」となることも多いが、希望なのは、やっていけば着実に積み重なることだ。
やれば、昨日の自分よりも1mmは上手くなる。きっと、どんなことでも。
だから、やりたいことは出来るだけ早めに手をつけて、少しずつ、積み重ねよう。
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